詩:走れ
走れどこまでも
疲れてももう少しだけ
走るんだ
白い息が顔に張り付くように
やけに湿った風が
冬の訪れを告げる
向かい風でも
追い風でも
走っていこう
この風の中を
生まれ育ったこの街を
通いなれたこの道を
走って帰ろう
帰るべき場所へ
帰れるべき場所へ
走りながら
息を弾ませながら
走ろう
帰ろう

疲れてももう少しだけ
走るんだ
白い息が顔に張り付くように
やけに湿った風が
冬の訪れを告げる
向かい風でも
追い風でも
走っていこう
この風の中を
生まれ育ったこの街を
通いなれたこの道を
走って帰ろう
帰るべき場所へ
帰れるべき場所へ
走りながら
息を弾ませながら
走ろう
帰ろう
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