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短編『本領』

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小説タイトル 本領
あらすじ 戦う者も居れば、そうでない者も居る。戦争は多くの人が介在し、命を賭して殺し合う。その戦場で、臆病者の騎士がたった一人で、孤独に戦っていた。
キーワード ファンタジー 戦記 戦争 異世界 中世 軍隊 架空戦記
ジャンル 戦記

 私の元へアルト君を騎士見習いとして預けたい。
 そう言われて驚かない人は居りませんでした。
 勿論、私個人としても非常に驚きました。
 下級騎士の元へ上級騎士の子息を送りだすという事は稀なのです。
 それは、見習いという風習が人脈とコネ作りに利用されてきたという歴史から理解する事が出来るでしょう。
 たとえ、下級騎士でも武功をあげた騎士ならば、あるいは真剣に騎士見習いとして学ばせたいという親心によって預ける事もあるでしょう。
 とはいえ、上級騎士といっても、元は領民から成りあがった武人ゆえに貴族からの反感や妬みも強い。
 そうした事から余所へ出す事が難しい、あるいはきつい苛めとなり、謀殺されてしまう危険性もあったと思いますから、それらを嫌っての事なのかもと思いましたが、あの方の元には優秀な騎士が仕えておりますので、そういった意図であたっとしたら尚の事家臣に預けるのが道理。
 ”深紅の女神”の名を受け継ぐ二代目が家臣団として居られるにも拘らず、何故私の元へ預けようなどと――

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