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小説短編 結末の迎え方

結末の迎え方

 お爺さんとお婆さんは小さいころからずっとずっと一緒に居ました。
田舎の山村でガキ大将だったお爺さんと、
いつも無口だけれどお爺さんにくっ付いていたお婆さん。
小さいころはお爺さんが何度もお婆さんをイジメては
泣かせてしまっていましたが、山村ではいつもの風景でした。

 本当はイジメているつもりのないお爺さんは、
困ったように右往左往としてしまい、
周りはまたかと笑いながらお爺さんを茶化しました。
怒ろうにも泣いているお婆さんのいる手前、
どうするべきか迷っているお爺さんに、
友達は謝るように声を挙げては帰り道を譲りました。

 二人きりのほうが謝りやすい、という建前ですが、
皆はこっそりと二人の後を見つからないようにつけていました。

 最初の内こそ双方とも一言たりとも語ろうとはせず、
ただただ真っ直ぐ帰り道を眺めているだけでしたが、
四度目ほどの頃合いにお爺さんが一言二言語りかけて、
お婆さんがこくりと頷いた事がありました。
それをしっかりと覗いていた友達が、
悪そうで楽しそうな笑顔を張り付けながら
その事を喋り散らかす翌日には、
真っ赤になって怒るお爺さんと
真っ赤で俯くお婆さんが喧騒の渦中に居りました。



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パソコン不調 雑記

趣味で使っていたパソコンが不調なので、しばらくPCをつかうことが出来ず。
今も別からのアクセスでたまっていたデータなどを外部記憶装置で保存していなかったため
創作活動も思うように進んでおりません。

これを機に別の作品でも夢想してみようかと思います。
息抜きというよりも、毎日何かを書いておきたいという気持ちからです。

私生活は相変わらず大変ですが、なんとかリズムを取り戻したいところ。
しかし、パソコンも長い間使い続けているので、もう三年ですかね。
中身を取り替えて三年ですから外見だけならば何年でしょうな。
とにかく、そろそろまた中身を取り替えるときが来ているのかもしれません。

自力でなんとかしたいけれど、疎いという便利な言葉を使ってしまってなかなかに身持ちが固い気分です。

とりあえず、テーマだけでも決めて楽しみながらグダグダと何か書いてみようと思います。
ふさぎ込むより、楽しむ事を重視する。
前回とは逆ですけれど、趣味は楽しむもので。ということを言われた事にとにかく楽しい思いをしながら
趣味を謳歌したいと思います。

今後も季節がめぐり、釣りに行く機会が増えるので創作活動も細々となってしまいがちですからね。

とにかく、楽しい趣味生活を送ることができるようになりたいものです。 駄文同盟 にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・ポエムへ bnr.gif image113.gif 小説・詩

愚痴と不安

自己満足で終わってしまっているのではないかという自問自答で
中々、改稿作業が進まない。

モチーフとテーマをその世界観で広げていくのは本当に良いのか。
などと思ってしまった。

楽しく、書ければ良いと思っていたけれど
最近は読んでくれる人を思って書けるようになりたい気持ちになった。
かといって上達しているというわけでもないだろうけれど
意識が変わった。

だけれど、生活が忙しい上に、脳裏の袋小路に嵌る始末で筆もとい指が進まず。
プロットを考え直したり、キャラ設定をじっくり作り直したりしようかな。

どうにも、私はキャラ立てが巧く出来ないように思えてくる。
会話文で自然を装って、というよりも地の文は小説でいいけれど
会話文は出来る限り、会話っぽくしたい。出来ていないと思えなくも無い。
ある程度会話とは異なる表現は必須だと思うけれど
それこそ自然体でやるべきか。

後は、バックボーンとなる世界設定もあやふやになりつつある。
文化レベルがあやふやで、言葉遣いともどうしようかなと思いつつ書いているところ。
なんにしても、本を多く読むことだけはやっていきたいです。

なぜかは解らないけれど、今は色々と作り直したい気分です。
全てが綱渡り状態な気がしてしまって。

日常生活をおろそかにせず、やるべき事をやって、リフレッシュして
趣味に没頭したいです。
頑張らなければならない時なのに、動く時なのに動けない焦燥は辛いです。

体調も崩してしまったけれど、なんとか這いつくばってやっていきたいな。
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ネットでの読書、目の疲れ 雑記

紙媒体での読書と液晶画面越しでの読書は別物だと思います。
同じというならば、私はここまで液晶画面での読書に目の疲れを覚える事はないでしょう。
光源の設定を変更しても、それは大した効果を生みはしません。

紙、本での読書は自分の好きな体勢で好きな速度で、好きな場面を読む事も出来ます。
ページをめくる楽しさもあれば、本自体の重量に自分は本を読んでいるという事を意識させて
それだけで、少しだけリラックス出来ることもあります。私だけかもしれませんけれどね。
縦読みで改行も間を取る以外に使われていないにも関わらず、やけにスームズな読書が出来ます。
かといって速読できるというわけではありません。ストレスなく、自分のペースで読む事が出来るのです。

インターネットを通じて閲覧できる小説はそれが中々に難しい。
横書きだから、というわけではないと思います。
液晶画面という目を疲労させる原因はありますから、紙媒体よりも疲れやすいのはわかります。
ここで、問題にしたいのは効率良く、適度に読める分量と改行はどれほどものなのだろうかという事です。

ネット小説は、書籍のように詰めて書いている作品もありますが、目立つのは改行を行い
読みやすく工夫されている作品です。携帯などでは、この改行が実に具合が良い。
改行のやりすぎは読みにくいですが適度に施されているのは非常にスムーズです。
改行によって読みやすくはなっていますが、肝心の分量が少なすぎるのは少し問題ですがね。
長すぎるのも、ネット小説で言えば、しおりを挟む事が出来ませんから、どれほどの分量が
適切であるかを知るのは何気に大切かと思います。

私はどれほどかと言われれば、目が疲れるので大体区切りの良いところで4000文字くらいでしょうかね。
話が気になるのならば、どんどんと時間の許す限りは拝読しますが、大体は4000文字で一呼吸入れます。
目が、痛いんですよね。歳だとは思いたくはありませんし、まだまだ若いのですが
元々目が悪いのも関係あるのかもしれません。

自身の経験といいますか、自身が小説をパソコンで創作するにあたっては上記のように
大体のところは4000文字で区切るように作っています。もちろん、前後はしますが
目安の一つという事ですね。改稿や推敲の作業もこの区切りが限界かもしれません。
読む以上に、いえ、音読しながら作業していますからかなり集中していますので
疲労感はそれなりに付き纏ってしまいますからね。

創作活動においては使用するアプリケーションも重要だと思いますから
上記が当てはまらない場合はあります。文字サイズが小さい場合などは
4000文字を超える場合も珍しくはありません。
私はモチベーションを維持するために、いくつかのアプリを使って創作しております。
時に、縦書きになり、横書きになり、原稿用紙規格であったり、40x34や40x14規格で背景が黒かったりと
飽きない、または気分に合わせて楽しみながら、頭を捻りながら創作しておりますね。
掲載に関しては、詰めておりますので、読みにくいかもしれませんけれど、縦書きを意識すると
改行多用は控えざるを得ません。個人的な趣向の問題ですかね。

先に改行の有意点と4000文字程度が区切り良いといいましたが
そこには目の動きも関係してきます。
左右に目を動かす事に苦痛は感じません。
苦痛に感じるほど、ディスプレイも、本も横に長くはありませんからね。
ですが、ネットでは上下の動き、本では上下における視点配置が関わってきます。

主観には、まっすぐ視線を飛ばすよりはやや下降気味に拝読するように視線を調整すると
ストレスを感じるようになるまでの時間がやや上昇気味に見るよりも長いと思います。
その感覚を考慮すると、画面一杯に表示されるよりも、自分の読みやすいサイズに
ブラウザなどを調節するとある程度読みやすくなりますね。
個人的には、パソコンで読む場合は大抵調節しています。
身体を正して読むようにも気をつけては居ますけれどね。これだけは、どうしても直らない。
創作中も猫背になってしまいます。座席が合っていないと思いますが、
こればかりは自業自得でしょう。家具を新調したいものです。

皆さんも、自分の規格を持っているかと思いますが、私は上記のような次第です。
あくまで今のスタイルですので、気分でまた変える事も可能かと思います。
常に、新しい環境に身をおきたいと願い、少しでもそういう思いに近づきたいという
私の足掻きでもあります。
ノートパソコンがあれば外に出て創作なんて事も出来るかもしれません。
直射日光は辛そうですから、喫茶店で長時間一杯の珈琲で粘りながら、
というのも憧れております。

ブログに関して、読みやすい努力を微塵もしていない上に、現状維持です。
悪しからず。

今回は明確なテーマでそれなりに体裁を保てた記事が書けたかもしれません。
相も変わらず、誤字脱字等々の見直しは行っておりませんがね。
見切り発車です。

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テーマ : 物書きのひとりごと
ジャンル : 小説・文学

ネタノート

メモ帳にネタを書いているけれど、自分の文字が読めないほどに汚い場合がある。
書いた記憶もない走り書きがあったりする。
だけれど、メモに書くのはパソコンを使って書くとは違う楽しさがあるから嫌いじゃない。

尤も、長文はさすがに手が疲れるけれど。
でも、パソコンでプロットを書くよりも自由に紙面を使えるから書きやすいとも言える。

ただ使い分けるようにしないと拙い。
ちょっとごちゃ混ぜになってしまったので、新しいメモ帳、小さい大学ノートでもいいから
そちらをネタノートにするようになりました。

最近は忙しさと疲れから、創作意欲も低迷中ですけれど。
がんばるのはひとまず置いて、ゆっくりしたいです。

四月、五月と心機一転。生きて行きたいですね。
今の京都は底冷えがそれなりにしますけれど、今度は雪国へ行く事になります。
夏場は過ごしやすそうで、渓流釣りも出来るだろうから楽しみではあるけれど
やることは山のようにある状態。
地道に、文章創作を続けていけるようにやりくりはなんとかしたい。

執筆できずに、ネタノートだけが黒く染まっていくなんて事がないようにしたいですね。
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基本的に片道ですけど、リンクは増えていく予定。

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