魔王と勇者と暗殺者第四十話
駄文同盟「遺跡の外はあたしが担当する。内部は干渉できない。魔王のところはアイツ自身がどうやっているかは知らないけど許可しているから多少の干渉はできるけど、遺跡は完全に管轄外。」
そういいながら、封術士は遺跡近くまでカインをスキルで送っていた。
何でもありなスキルだな。とカインは呟いて見せたが実際に、彼女の使う能力はスキルというよりは魔法であったようだ。詳しくは言う事を拒んだが血統遺伝による継承が行われる。スキルも物によってはそうであるが、根を辿っていくとそれはスキルではないという。
その話に興味はあったが、カインにはするべきことが出来てしまったために今は目先に集中する事にした。
古代人の遺跡が魔族に解析され始めている。その事が事態を動かしていた。
魔王自ら現地に行く事はできないと聞かされたカインはまた、これも初めから行く事になっていたのだろう。という諦めのため息を吐き出しつつも今回の依頼の内容を確認している。
遺産の奪還か破壊。破壊で構わないと魔王は言っていた。が、封術士は遺産がほしいらしい。出来れば奪還だと念を押されていた。
一体、どういった物なのか。





ファンタジー物
二次物の方は、チマチマと進ませつつも、既存長編と別途で新しく書いていこうかな。
まずは設定から考えて行く事にします。
二次物のほうは公開してないので、もう粗筋もなくやっておりますが
こっちは、ちょっと私的に面白いかな。と思い考えてみます。
中世欧州の世界観は定番で、化け物が居るのも定番な奴ですがね。
簡単なストーリーは。
騎士団の団長とその団員を中心に。自分達の国を取り戻すために戦う。
といった感じですかね。
まぁ、どうなることやら。 駄文同盟





魔王と勇者と暗殺者第三十九話
駄文同盟その日、勇者たちは歴史を知った。
言葉も出ない。いや、大まかな説明であったために知りたい事は多かったのは確かにある。だが、それ以上に情報量が多すぎたのであった。理解し、汲み取るには時間を要する。
「本来ならば、これほど性急な情報の開放は行って来なかった。ここ数百年は。」
マスターの言葉は重く、また矢継ぎ早であった。ハルカ達は小休止を入れてもらい各個での理解を求められていた。
結果から言えば、ハルカ達は信じた。それは、カズヤやハルカがこの世界の人間ではないという土壌を全員で共有していたからかもしれない。
古い貴族体制が敷かれている環境で育ったイーナも理解を示したのが良い証拠である。それほど、ハルカを信頼し、マスターの話に信ぴょう性があったという事だろう。
だが、マスターが言ったように、ここまで性急に説明する必要がなかったのだ。
今はそれほど情勢が動いてきているということであり、その事を全員が察していた。
だからこそ依頼を受ける。今、ハルカ達にはようやくと言っていい。本来するべき事が明確に示された。
ある種、カズヤとハルカには良い方向へと向かう情報でもあった。





円高、デフレ。世界でも日本だけ突出して不況に
円高・株安が加速している。24日の外国為替市場では円相場が対ドルで一時1ドル=83円58銭と15年ぶりの高値をつけた。株式市場で日経平均株価は1年4カ月ぶりに9000円を割った。米欧景気の先行き不安から消去法的に円が買われ、円高による企業収益の下振れ懸念が株安につながる連鎖が止まらない。デフレの重圧から、日本株の下げは世界的にも突出している。
24日の外為市場では海外のヘッジファンドなどの投機的な円買いで円高が加速。対ユーロでも円高が進み、1ユーロ=105円台前半と、2001年9月以来の高値をつけた。
政策への不信感と対応の遅さ。
輸出産業に関する中小企業は仕事激減で悲鳴を挙げているのではないでしょうかね。
今、本当に日本だけが経済面において一人負け。
世界の先進国の中でもダントツで不況らしいです。
民主党に政権が代わってからずっとなんですけどね……。
大した経済対策がないですからね。
長期的なマクロ経済対策を行ってほしいです。
短期的なものを実施しても一時しのぎでしかありませんし、そのような小手先で今の日本経済が立ち直ると思っているのでしょうかね。
内需向けの政策云々を行ってきましたが、短期的な視野で見るのならば逆に景気を落ち込ませる要因にもなっているようにも。
色々ありましたよね。民主の打ちだしたもの。あまり覚えていませんが。
今の円高だと、円安に持っていて外需による安定的な拡大も出来ませんから、どうしても内需での活発化が必要だと思います。
と、まぁ。
素人がこういった問題に口を出しても
具体的な案などは出てきませんがね。
そもそも長期的なマクロ経済って何年で実行に移していくのかとかマクロ経済とは実際どんなものよ。
という話になりますな。
簡単にいえばマクロは国家という大きな枠組みで企業も個人も国というモノで考えて全体的な動きとして、経済を考える事で。
ミクロが企業や個人という個々のモノで考える経済の事。
だったと思います。
詳しくは調べてみてください。
難しいことは多いですが、経済は否応にも自らに関わってくることなので簡単でも聞きかじった程度でも
知っておくとよいかもしれませんね。
駄文同盟




