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詩歌云々 独り言

正直、詩について、独学でも取り組んだ事がありません。
故にどのような形があるかを良く知らず、感情の赴くままに書いていました。

そろそろ、内容や形式に関して形作りを意識するようにしていきたいと思うようになりました。
ラクガキとしてではなく、詩歌という枠に入れるようなものを作りたいと
思うようになりました。

理由はとくにありませんが、詩歌と呼べるものを作りたいと思ったからでしょうか?
短歌や俳句ではなく、本来捕らわれるべきであるかどうかはさておき
詩という広大な庭の中に咲く一輪になりたいと思いました。

変な事を言いますが、種類や形式を知り、その通りに作ってみたくなったというだけです。
簡単に言えば漢詩のように形式がしっかりとしているものに挑戦したいということです。
飛躍ですが、漢詩はちょっと手は出せないですけれど。

内容的には叙情詩が多いですけれど、叙景詩との区別化も難しいところはあったりしますからね。
そういうところも自分なりの判断基準を身に付けることが出来れば良いな。と思っています。

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テーマ : 物書きのひとりごと
ジャンル : 小説・文学

心酔に盲目で

口語詩
自由詩
叙情詩

貴方は言った
もう長くはないと

もう会えないと震える声で貴方は言った
今は何処に居るのか
果てない空の彼方に飛んでいく

きっと空は泣くだろう
曇り空になれば貴方を見つける事は出来るだろうか
降り出した雨の中で貴方の声を聞けるだろうか

見えないなんて思えない
見えるからこそ
見える過ぎるからこそ
見えなくなってしまった

月が明るく照らし出すその中で
笑い転げるように貴方を見上げている
きっとそこに居る

だからこそ晴れている
空は晴れている

泣いていい
感じて欲しい

消えていない
見えている
もう貴方しか見えないほどに盲目で

世界の全てが貴方だと判る
果ては無く
貴方はずっと傍にいる



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テーマ : 詩・ことば
ジャンル : 小説・文学

冬に溶けた言葉

口語自由詩
叙情詩

もう昔の話でございます

露と消えた想いが飛散して
終ぞ伝えることすら叶わない

待ち続けて思い続けて
それでも言葉は喉の奥

出てきてはくれません
きっと貴方はここから居なくなるでしょう
ですが私はここに残ります

じっと待っていても良いですか
貴方を想っていても良いですか

言いたい言葉は牡丹雪のように溶けていく

気付けばいつも二人で話が弾む
他愛のものから愚痴を零しあう

そんな日常がずっと続けば良いなんて
後ろめたい願いばかりが過ぎって

降り積もる雪を運び出す
大きな貴方の背中を見つめるばかり

もう帰っては来ないと思います
それだけをつげて貴方は何処かへ往くのです
どんな言葉よりも辛かった悔しかった

あんなに言えた愚痴ですら出てきません

ずっと待っていても良いですか
貴方と共に行きたいと言えない私
背中見つめて流す涙を捨て去って

貴方を抱き締めて
共に行きますと言いたかった

もう昔の話でございます


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テーマ : 詩・ことば
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人形

『見える世界が判るかい』

「全て」
『変化は外面』


「種の繁栄」
『他人任せ』

「仲間意識」
『ほどほどに』

「世界」
『広大にして有限』

「笑顔」
『神か悪魔か』

「捕獲」
『地獄か天国か』

「新たな世界」
『生死の存在』

「また一人」
『また減って』

「また増える」
『ぐるぐる』

「ぐるぐる」
『暗闇』

「終わりの始まり」
『光』

「不変」 駄文同盟 にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・ポエムへ bnr.gif image113.gif 小説・詩

テーマ : 物書きのひとりごと
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今という僕

少女は夢を見る
少年は夢を見る

前を見て
後を見て

僕は何を見る
僕は僕を見る

解らない
判らない

少女は言った
少年は言った

僕はそれでいいと言った
心のどこかに残れば良い

僕は僕で僕を生きる
今は今で今を生きる

判らないかもしれない
見えないかもしれない

だけど
それが

堪らなく愛しい
堪らなく悔しい

だから
知って

それだけで良い
それだけで良い

僕は二人を見る
二人は僕を見る

互いに笑い
生き続ける



判らない価値だけど、過ごした時は素晴らしい物で
もう二度と戻っては来ない貴重な時間。

大人になってからの何倍も価値があるはずだから。 駄文同盟 にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・ポエムへ bnr.gif image113.gif 小説・詩

テーマ : 詩・ことば
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短歌:むそう

短歌:夢想


溢れ出る夢想に馳せた思いだけ空回りして体現できず

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テーマ : 詩・ことば
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短歌:年祭

短歌:小祭

真夜中の淡いけん騒朝空に余韻を残しとけては消える




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テーマ : 詩・ことば
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詩:夜明け無き世界、暗闇に死を


いつになれば終わりが来る
いつになれば世界が変わる
いつになれば明日が来る

抱きしめて
優しく囁いて
悪くない
頑張ったと

思い出が一緒に
涙と一緒に
無くなればいい

消えない姿に怯えて
見えない未来と決めつけて
過去に縛られていると思っている

あと何時間すれば
あと何日すれば
あと何年すれば

この涙は枯れる
この苦しさは和らぐ
この哀しさは消える

いつになれば
いつになれば

自由になれる
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短歌:荒療治

溜め込んで一体何の得がある心の掃除全部吐き出せ 駄文同盟 にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・ポエムへ bnr.gif image113.gif 小説・詩

詩:走れ

走れどこまでも
疲れてももう少しだけ
走るんだ
白い息が顔に張り付くように
やけに湿った風が
冬の訪れを告げる
向かい風でも
追い風でも
走っていこう
この風の中を
生まれ育ったこの街を
通いなれたこの道を
走って帰ろう
帰るべき場所へ
帰れるべき場所へ
走りながら
息を弾ませながら
走ろう
帰ろう 駄文同盟 にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・ポエムへ bnr.gif image113.gif 小説・詩
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基本的に片道ですけど、リンクは増えていく予定。

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